事業再構築補助金第11回公募はすぐに始まってもおかしくない！

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補助金額が大きく注目度の高い事業再構築補助金ですが、7月27日現在、第11回の公募は開始されていません。

直近の締切が6月30日と締切からかなり時間が経っているにも関わらず新しい公募要領が開示されないのが気になって、改めて過去の公募について公募締切から次の公募開始までのスケジュールを一覧にまとめてみました。

左から、公募開始・締切の日付、開始から締切までの日数（つまり、申請書作成のための時間）、締切から次回開始までの日数です。

これを見ると、第1回から第5回までと、それ以降の公募では傾向に違いがあることに気が付きました。

・直近5回の公募（第６回～第10回）は、それ以前に比べて、開始から締切までの日数は長期化の傾向にあり、約３ヶ月間の日数が確保されている。

・直近5回の公募（第６回～第10回）は、それ以前に比べて、締切から次の回の公募開始の日数が大幅に短縮されており、締め切ったらすぐに次の公募が開始されるようなスケジュール感で進んでいる。

ただ、今回（第11回）については、後者の傾向が継続されず、2023年6月30日の締切から約1ヶ月経過しますが公募要領が開示されていません。

内容が大幅に変わるかは不明ですが、第9回→第10回の変更点が、成長枠の開始（売上減少要件の不要な枠が出現）など大きな変化があったことを考えると、第11回は微調整にとどまるのではないかと筆者は予想しています。

上記のような背景はありますが、次回公募で申請をお考えの事業者の方に対しては、
「次の公募はすぐに始まる可能性が高いです」
「締切はおそらく9月末か10月末です。」
「焦る必要はありませんが、そろそろ事業計画の素案に着手したほうが良いですよ！」
とお伝えしたいところです。

また、参考までに、公募締切から採択発表の日数も集計してみました。
だいたい80日前後で発表されているようですね。
その後の交付申請の事務作業のスタート時期などの参考になりそうです。

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