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忙しい毎日を過ごす経営者の皆様、世の中には国からのいろいろな経営の支援策が提供されているのに、なかなか手軽に情報にリーチできずに歯痒い思いをされている方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、補助金の採択実績を多数持っており、また日々の活動でその情報を常にウォッチしている筆者がチェックしているyoutubeチャンネルをご紹介します。
補助金の応募要領は文章量も多く、文言も堅苦しいためとっつきづらいものですが、まずは世の中にあふれる補助金や国からの支援の情報を効率よく抽出してくれて、かつ、噛み砕いてわかりやすく解説してくれている映像を見ることで、短い時間でイメージを掴むことができるのではないかと考えます。
筆者がおすすめするチャンネルはこの4つです!
コンパクトに情報がまとまっている「事業創造ラボ 経営者支援CH」
士業等の専門家の販路開拓・営業面のサポートを得意としている株式会社RAD代表の竹内慎也さんが補助金や助成金、融資などの情報を解説するチャンネルです。
更新頻度も高く、直近1ヶ月間の動画更新は28件とほぼデイリー更新です。
「2022年8月版 まだ間に合う? 事業復活支援金上乗せ7選」「【起業したい方必見!全国15選】起業支援金・創業補助金2022年8月版」「【狙い目?】採択結果発表&分析!第10回ものづくり補助金!」などの補助金系の動画がメインですが、「【2022】世界同時不況? 富の2極化? 今後どうなる?どうビジネスをする?」や「[2022]倒産ラッシュ迫る?物価高、ゼロゼロ融資返済、需要減少etc」などマクロ的な経済環境を俯瞰するもの、「【永久保存版】事業計画書これだけは抑える5つのポイント(作成前にチェック)」など、すぐに役立つノウハウ動画など、ほとんどの動画が10分以内とコンパクトにまとまっているのでスキマ時間で情報ゲットに最適です。
登録者数30万人超の「税理士YouTuberチャンネル!! / ヒロ税理士」
既にこちらで紹介するまでもなく知っている人も多いであろう有名なチャンネルです。
税理士歴20年以上の経験を持つヒロさんがお得情報や会計・税金、節税や資金調達の方法を勢いのあるトークで語ってくれます。動画の尺は15分~20分前後のものが多いです。もうタレントさんなんじゃないかと思うぐらいのおもしろトークで難しい内容でも頭に入ってきやすい動画です。編集のクオリティも高くて見ていて飽きません。
「最大350万円補助!IT導入補助金で消費税インボイス方式に備えるべし!新設のデジタル化基盤導入類型でPCハードウェア本体・クラウド」「【事業復活支援金・閣議決定速報】売上50%減少で個人最大50万円・法人最大250万円。30%減少でも個人最大30万円・法人最大150万円給」など補助金・助成金系の動画や「【減価償却費の基本&よくある質問】仕事用のPCを買いました。いくらまでなら全額経費に落として節税出来ますか?」などの個人事業主向けの内容のものも多くフォローされています。「ふるさと納税でウクライナに寄附をする方法について解説します。」などのタイムリーなネタも。
補助金に完全フォーカス「公認会計士いのちゃんねるの補助金ラボ」
公認会計士の井下佳郎さんが補助金に関する情報をタイムリーに発信してくれるチャンネルです。井下さんは1989年生まれとお若いですが、動画では補助金の理解のポイントや、解釈に悩むであろう論点などをきっちり解説してくれており、とてもわかり易い動画が提供されています。
「【たった1時間で最大350万円】ECサイトを作るのに補助金もらわない人いるんですか?」「【最大2000万円】2022年版ものづくり補助金を補助金のプロが解説」「【登録確認機関が解説】事業復活支援金続報~白色申告、時短営業協力金、新規開業~」など、補助金にフォーカスされた内容のものが大半で、補助金情報をチェックするならまずこのチャンネルと言えます。
また、「【次こそ採択されるコツを補助金のプロ解説】事業再構築補助金4次公募採択発表!」「【この動画だけは絶対に見てほしい】あなたが補助金をもらえない根本的な原因を解説~補助金のプロが解説~」など、不採択の原因を克服するためのノウハウを教えてくれるものもあり、他のチャンネルと比べても一段階突っ込んだ内容の動画も掲載されていて、経営者だけでなく、申請支援を行っている士業にも役立つ内容です。
エネルギッシュに経営者を応援!「クレイジーコンサルティング オンライン」
合同会社クレイジーコンサルティング代表の中小企業診断士である酒井勇貴さんのチャンネルです。
「【速報】ものづくり補助金の10次締切の採択結果が発表されました!不採択の場合は?どんな傾向があったのか?」「【速報】事業再構築補助金の第5回目の公募がスタート!採択を勝ち取るために今から何をすべきか!」などリアルタイム性の高い情報提供が特徴です。
また、「【要確認】”構築物”は事業再構築補助金の”建物費”の対象外!既に採択されている交付申請段階の事業計画でも同様です!」や「【心配】ものづくり補助金/事業再構築補助金の申請要件がどんどん厳しくなるかもしれません!」など、深く突っ込んだ論点にも言及してくれています。
酒井さんは安易に補助金を使うことをオススメしているのではなく、きちんとそれぞれの補助金の本質をきちんとつかんだ上で、自社の将来などを見据えた適切な利用をすることを提案してくれているスタンスと感じます。理解が難しい内容のものでも、何度か再視聴してきっちり理解することを筆者はお勧めしたいです。
以上4つのyoutubeチャンネルをご紹介しました。
企業経営を取り巻く環境は厳しさを増しており、こうした情報提供をするチャンネルを積極的にご利用になり、有益な情報を早めにつかんで、資金調達や補助金申請など経営を有利にする施策をスピーディーに行動に移していきましょう!
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