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日本国内で公募されている補助金のうち、最も有名というか、代表的な存在と言えるのがものづくり補助金(正式名称「ものづくり・商業・サービス補助金」)です。
「新商品の試作品を開発したい!」「新たな生産ラインを導入したい!」「知的財産権を獲得し、新サービスを立ち上げたい!」「専門家や副業・兼業人材を活用したい!」など中小企業が新たな事業への取り組みを進める場合に、強力な後押しをしてくれる補助金となっています。こちらでは多くの会社様がご利用になるであろう「一般型」について説明します。
補助額(補助上限額)
概要は以下の通りです。
750万円以内/従業員規模5人以下 1,000万円以内/従業員規模6人~20人 1,250万円以内/従業員規模21人以上
補助率
1/2(中小企業) もしくは 2/3(小規模事業者)
経営革新の類型
A1:新商品(試作品)開発 例)避難所向け水循環型シャワーを開発
A2:新たな生産方式の導入 例)作業進捗を「見える化」する生産管理システムを導入
B1:新役務(サービス)開発 例)仮想通貨の取引システムを構築
B2:新たな提供方式の導入 例)従業員のスキルに応じて顧客をマッチングするシステムを導入
どんな経費が補助できる?
機械装置・システム構築費:
①機械・装置・工具・器具の購入、製作、借用に要する経費
②専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築、借用に要する経費
③改良・修繕または据付に要する経費
運搬費:
運搬料、宅配・郵送料等に要する経費
技術導入費:
知的財産等の導入に要する経費
知的財産等関連経費:
特許権等の知的財産権等の取得に要する弁理士の手続き代行費用等
外注費:新製品・サービスの開発に必要な加工や設計(デザイン)・検査等の一部を外注(請負、委託等)する場合の経費
専門家経費:
本事業遂行のために依頼した専門家に支払われる経費
クラウドサービス利用費:
クラウドサービスの利用に関する経費
原材料費:
試作品の開発に必要な原材料及び副資材の購入に要する経費
申請方法
・インターネットを用いた申請方法のみ
・「gBizIDプライム(GビズIDプライム)」の取得が必要
※取得には数週間かかる場合がありますので、早い段階からの準備をおすすめします。
採択率
一般枠の採択率は31.2%~62.6%の幅で推移(令和2年4月28日~令和4年3月25日採択発表分9回の実績より)
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